さちも
要人警護を生業とする鬼頭家の中でも歴代最強と謳われる潮は、命を懸けて護るに値する相手を探していた。そんな彼の前に現れたのは、旧財閥桃園家の長男・薫だ。噂通りのクズで、その美貌を武器に体を使い情報を得るような男だという。潮は薫を護る任務に就くが、一見価値のないように見える薫の中に、やがて特別な何かを見出し始める。危険と隣り合わせの世界で、二人の歪んだ愛と護りの物語が幕を開ける。これは、命を懸けた究極の愛を描く、濃厚な人間ドラマだ。