ひたきゆう/安泰/笹峰コウ
「はい、そんなわけで異世界に来ました」男は気がつくと見知らぬ山の中に一人立っていた。勇者になりたいわけでもハーレムを築きたいわけでもない。ただ無難に生きたい。しかし異世界ボーナスなんて都合の良いものはなく、唯一持ってきたのは『理解』だけだ。巨大スライムや山賊を回避し辿り着いた城で不審人物として捕まるも、女性騎士イリアスの尋問で山賊の情報を明かし、討伐に駆り出されることに。チート能力なしで『理解』を武器に異世界を生き抜く、頭脳派サバイバルファンタジーだ。