亜月 ねね
2012年新宿歌舞伎町。夜の街で働くキャバ嬢・山田マミは、ある日新人キャバ嬢・中村実衣子、通称みいちゃんと出会う。みいちゃんは漢字も空気も読めず、何をやっても失敗ばかり。周りからは馬鹿にされ「可哀想」のレッテルを貼られてしまうのだ。それでも健気に働くみいちゃんの姿に、山田は過去の自分を重ね次第に心を惹かれていく。不器用で愛くるしいみいちゃんを支えようとする山田。だが物語は、みいちゃんが何者かに殺されるまでの12か月を綴る。夜の世界で懸命に生きる女の子たちの、切なくもリアルな人間ドラマだ。