河内遙
花屋のバイト青年・葉月が恋したのは、8歳年上の店長・六花。しかし彼女の部屋には、3年前に病死した夫・島尾の幽霊が住み着いていた。葉月にしか見えない島尾は、二人の恋路をあの手この手で邪魔する。本編で切ない三角関係の末に結ばれた葉月と六花。この番外編では、晴れて夫婦となった二人の新婚生活や、葉月が「父」になる心構え、さらには生前の島尾と六花の愛おしい日々が描かれる。幽霊となった島尾が、妻の新しい恋をどう見守るのか。本編では語られなかった過去や、その後の未来が丁寧に紡がれる、優しくも切ない純情ラブストーリーだ。