本宮 ひろ志
西海村のガキ大将、戸川万吉は三度の飯よりケンカが大好きだ。ある日、東京から来た少女・岡野友子を脱獄囚から救い、その男気で村の英雄となる。万吉の侠気に惚れ込んだ番長たちが次々と子分になり、彼は西海一のガキ大将へと成長していく。だが万吉の野望はそれだけでは終わらない。やがて日本中の不良を束ねる総番となり、さらには大人の社会、財界や政治の世界にまでその拳を向けていくのだ。熱い友情と壮大なスケールで描かれる、まさに男のロマンが詰まった傑作だ。