野分 なか実
絶望的な戦の最中、王は勝利のため恐ろしい悪魔と契約を交わした。その代償として悪魔が求めたのは「家族」だったのだ。戦後、国から悪魔の家族として差し出されたのは聖女や騎士たち。彼らは隙を見て悪魔を倒そうと画策するが、悪魔の力は強大で、さらに家族たちを深い愛で包み込んでしまう。悪魔と人間、それぞれの思惑が交錯する中で、奇妙ながらも温かい「家族」の日常が紡がれていく。一筋縄ではいかない悪魔との共同生活が織りなす、新感覚のラブファンタジーだ。