おかざき真里
友達以上、恋人未満。そんな曖昧な関係に揺れる男女の機微を繊細に描くオムニバス短編集だ。幼なじみのユウタとミチルが付き合い始め、取り残された亜子の複雑な心境。あと一歩で踏み込めない、あるいは踏み越えてしまう「友だちの先にある官能」を赤裸々に綴る。おかざき真里が挑む、恋人までのあと一歩の距離感。甘く、時に切ない、大人の恋愛模様が詰まった珠玉の作品集である。