塩田キョウカ
人気若手俳優の奥村は、高校の同窓会で地元へ戻る。そこで再会したのは、かつての恋人・古本だった。何年経っても古本を忘れられず、胸が締め付けられる奥村。不器用な自分をからかう古本の声、繋いだ手のぬくもり、すべてが奥村の心を揺さぶる。つい口走ってしまった「久しぶりにシようよ」という言葉に、古本は一体どう反応するのか。これは、大人になった不器用な二人が、もどかしくも愛おしい再会を果たす物語。過去と現在が交錯する、切なくも温かいラブストーリーだ。