山口貴由
戦国の世に名を馳せた伝説の剣豪、宮本武蔵。だが、山口貴由が描く武蔵はただの剣客ではない。常識を超えた肉体と異形の剣技を振るい、時に人ならざる存在とさえ刃を交える。血と肉が飛び散る苛烈な死闘の果てに、武蔵は何を見るのか。沖田総司、柳生宗矩ら名だたる剣豪たちも、山口貴由独自の解釈で絢爛かつ残酷に描かれる。史実と伝奇が入り混じる、凄絶な剣豪たちの生き様を凝縮した、まさに「魔剣豪画劇」と呼ぶにふさわしい作品だ。