青桐ナツ
超マイペースな高校生・平介の日常は、ある日突然、従弟の保育園児・秋との同居で一変する。無気力で周囲に無頓着だった平介は、口数が少なく感情表現も乏しいけれど、どこか健気な秋の面倒を見ることになるのだ。最初は戸惑うばかりの平介だったが、秋との日々の中で少しずつ変化が訪れる。お菓子作りが得意な平介と、我慢強い秋。年の差凸凹コンビが織りなす、ゆったりとした時間の中で、互いに影響し合い成長していく姿が温かい。読むと心がほっこりする、ハートフルな日常物語だ。