江戸川エドガワ
女子高生・千堂千尋は両親の離婚を機に、本土から閉鎖的な離島「花山島」へ引っ越してきた。しかし、この島はどこかおかしい。よそ者への露骨な差別、不気味な儀式、そして中央にそびえる巨大な給水塔。やがて島では、住民が凶暴化し、欲望をむき出しにする猟奇的な事件が次々と発生する。それは、人間の理性を蝕む謎の寄生虫の仕業だった。千尋は父と共に、狂気に染まる島民たちと対峙することになる。閉鎖的な空間で繰り広げられる、極限のパラサイト・サイコスリラーだ。