かどたひろし/上田秀人
江戸幕府の財政が火の車! 六代将軍・徳川家宣の懐刀、新井白石が抜擢したのは、旗本・水城聡四郎。その役目、幕府の金にまつわる不正を暴く「勘定吟味役」だ。不慣れな役目に戸惑いながらも、聡四郎は御上の金を我が物にする悪徳役人たちに肉薄。一放流の太刀で次々と悪党を一閃する。だが、彼の行く手には次々と刺客が立ちはだかり、幕府を揺るがす巨大な陰謀が蠢き出す。手に汗握る剣戟と、金にまつわる闇を斬る、痛快無比な時代活劇だ。