楠桂&大橋薫
戦国時代に封印された鬼姫の呪いが現代に蘇る。平凡な高校生・黒塚正義は、ある日突然、戦国時代の殺戮を繰り返した鬼姫の生まれ変わりとして怨霊に狙われる事態に巻き込まれるのだ。彼を助けたのは、かつて鬼姫と契約し、彼女を守護していた魔・野槌の主。しかし野槌の主もまた鬼姫によって封印されていたという。なぜ鬼姫は唯一の味方をも封じたのか。正義は鬼姫の記憶を取り戻しつつ、自らの運命と向き合うことになる。戦国の因縁と現代の恐怖が交錯する、美しくも切ない和風ホラーファンタジーだ。