小手川 ゆあ/金城 一紀
捜査中に頭を撃たれ、一度は死の淵を彷徨った刑事・石川安吾。奇跡的に蘇生した彼だが、脳に残された弾丸の影響で、死者と対話する能力を手に入れてしまう。被害者の声を聞き、彼らの無念を晴らすため、石川は難事件に挑んでいく。生と死、法と正義、真実と虚構――様々な境界線(BORDER)に直面し、葛藤しながら事件の真相を追う彼の姿は、読者に深い問いを投げかける。超感覚で描かれるサスペンスミステリーの傑作だ。