鮎村幸樹
大国に囲まれた唯一の中立国、コウロゼンの皇女マツリカは、ある日突然、寝所に現れた見知らぬ男ラジュに連れ去られてしまう。海賊を名乗るラジュは、自らの願いを叶えるため、マツリカを生贄として伝説の祭壇に捧げると告げるのだ。荒くれ者の海賊たちに囚われたマツリカの運命は一体どうなるのか。自由を奪われながらも、誇り高く生きることを決意する彼女の波乱に満ちた冒険が、今、幕を開ける。スリリングな展開と甘く切ないロマンスが織りなす、壮大な海賊ファンタジーだ。