久慈 光久
14世紀初頭のアルプス。ドイツとイタリアを結ぶ要衝、ザンクト・ゴットハルト峠はハプスブルク家の支配下にあった。圧政に苦しむ人々を閉じ込めるように、峠には難攻不落の関所「狼の口(ヴォルフスムント)」がそびえ立つ。その番人ヴォルフラムは、悪魔的な洞察力と残虐さで、関所を破ろうとする者たちを容赦なく処刑していく。自由を求める盟約者団の闘士たちは、絶望的な状況の中、命を賭してこの「狼の口」攻略に挑む。血と絶叫がこだまする、中世の闇を描く叛乱アクション巨編だ。