木綿 八十子
広告会社で働くOLの桐切蛍は、とにもかくにも嫌いな食べ物が多い超偏食家だ。美味しいという感覚がまるでわからない。そんな彼女の前に現れたのは、なんと嫌いな食べ物が一切ない新人営業の衣袋だった。彼の食に対する純粋な好奇心と情熱に触れ、蛍の食の世界は少しずつ変わり始める。今まで避けてきた食材に挑戦し、新たな味覚を発見していく蛍。衣袋との出会いが、彼女の人生を彩り豊かにしていくのだ。これは、食を通じて世界が広がる、ちょっとヘソ曲がりなグルメコメディである。